コピーライティング方法①
人が動きたいと思わせる、動きたいという空気を出す。
タイトルと論点を考える
雑誌「BRUTUS」はとても参考になる。
論点とは
論点とは、問題や疑問など、どんな問題や意識なのかということ。
論点の考え方について
論点の考え方は2つある。
①タイトル→論点(問題点・疑問点)を考える方法
Ex.
テーマ「男性のファッション」
論点「なぜ、日本男児はカジュアルが苦手なのだろう?」
②意見→論点を考える方法
Ex.
意見「変革を恐れる社員こそ、当社の敵だ」
論点「当社の敵は誰か?」
文章を書く7つのコツ
①ターゲッティング
たった一人に伝わればいい
全体に向けて書くと対象がぼやけるので誰にも伝わらない文章になってしまう。
たった一人に伝わる文章は他にも伝わる人が出てくる。
Ex. あなたに伝えたいことがある。
「世界は誰かの仕事でできている」
「その経験は味方だ」
「あきらめない。たとえ0.1%でも」
「この国を支える人を支えたい」
②定型文を使わない
専門用語や完全に理解していない言葉を使わないこと。
③1文字でも減らす
思っとことを全て書いてから削る。迷った時は、まず消してみる。
④キチンと書いて口にする
人は内なる声で文章を読んでいる。口に出して読みにくいものは読み手も読みにくい。
⑤動詞にこだわる
文章に躍動感を持たせる。言葉の最後に同士が来る日本語は、動詞を変える事で大きく印象が変わってくる。
Ex.
走った→疾走した
かっ飛ばした
ひた走った
⑥新しい文脈を作る
意味の開発をする。
作り方のコツは「●●って、▲▲だ。」の文章に当てはめる事。
●と▲は対比するようなかけ離れた意味の言葉だとインパクトが強くなる。
Ex.
「言葉って、武器だ。」
「大人って、子供だ。」
「生徒は、先生だ。」
「欲張りって、長所だ。」
「仕事は、遊びだ。」
「●●って、▲▲だ。」の間に言葉を入れると文章になる。
Ex.
「言葉にできるは武器になる。」
「大人も案外子供だね。」
「生徒って、実は先生なんだ。」
「欲張りは私の長所です。」
「仕事なんて遊んじゃえ。」
⑦似て非なる言葉を区別する
意味の解像度を上げる。
抽象的な表現だと、相手に度合いが伝わらない。より詳しく書いてみる。
Ex.
「血の滲むような努力」 ・・・これだと中身が伝わらない。
文章に膨らみを出すコツ
アウトプットする
書きたいことを出し切る
拡張する
内なる言葉から思考する
なぜ ・・・考えを深める
それで ・・・考えを進める
本当に? ・・・考えを戻す
化学反応させる
グルーピングする
日本の文法
①比喩・擬人
わかりやすい言葉でイメージを共有する。
②反復
同じ言葉を繰り返す事で相手の印象に残す。
Ex.
③対句
ギャップを作る。強い言葉はギャップから生まれる。
④言い切る
曇りない言葉で、明確な未来を打ち出す。
⑤呼びかけ、誇張・擬態
感じる言葉が聞く耳を持たせる。
Ex.
「少年よ、大志を抱け」
「困れ。困らなきゃ何もできない。」
困れ・・・呼びかけ
困らなきゃ何もできない・・・本当に言いたい事
出典:
「言葉にできる」は武器になる。 | 梅田 悟司